脱シャンプーを実践してみて(完結)
シャンプーを止めてお湯だけで洗う湯洗を実践するようになると、心配なのはニオイやフケです。
在宅の仕事なので、周りの迷惑になったり、クサイという噂が広まる心配はしてなかったのですが、一緒に暮らす奥さんに迷惑がかからないか心配でした。
しかし、シャンプーをやめる相談をしてみると、「やってみたら?」とアッサリOKくれました。
心の広い奥さんで助かりました。
脱シャンプーを実践して、実際ニオイやフケについてどうだったのか紹介します。
脱シャンプーを成功させるために
書籍「シャンプーをやめると髪が増える」によると、シャンプーをやめたばかりの頃は、頭皮の皮脂腺がまだ大きいので、しばらくは油っぽさやニオイに悩むと書かれています。
皮脂腺が小さくなっていき、油っぽさやニオイが収まるのが、平均してだいたい5ヶ月くらいからみたいです。
いままで毎日シャンプーをしていた人が、5ヶ月間まったくシャンプーをしないのは、自分も周りも地獄だと思いますので、その対応策も書かれています。
豚毛ブラシによるブラッシング
まず、毎日豚毛のブラシでブラッシングをします。豚毛が油分を吸い取ってくれるので、髪の毛の油っぽさやニオイが気持ち軽減されます。
豚毛によるブラッシングは効果があると思います。ブラッシングを継続している日と、ブラッシングを忘れてしまった日を比べてみると、頭の油っぽさが違うと思いました。
定期的にシャンプーをする
いきなり完全にやめてしまうのに抵抗がある人は、週に1回でも、月に1回でもシャンプーをしてみると良いようです。
または、徐々にやめていく方法でも良いようです。
最初は土日だけシャンプーをやめてみる。少ししたら、週に3日だけやめてみると、少しずつ脱シャンプーの日にちを増やしていくという感じです。
シャンプーの代わりに純石けんで髪を洗う
シャンプーは身体に悪い化学物質がたくさん含まれているので、天然成分だけの純石けんで髪を洗うのが良いようです。
純せっけんで洗うと、指も通らないほど髪がキシキシになります。
これはせっけんによって髪がアルカリー性に偏っているの原因らしく、小さじ2分の1のクエン酸をぬるま水に溶かし、それを頭にかぶります。
これだけで、中和されて、結構サラサラになります。
しかし、これも毎日洗うというわけではなく、上記で説明した少しずつ脱シャンプーを実践をする方法と併用すると良いと思います。
私の場合は、純せっけんを使い、月に1回頭を洗っていました。
完全な脱シャンプーを実践をしようと思ったのですが、月に1回は美容院に行く必要があり、そのときに髪や頭皮が油でギトギトで臭かったが恥ずかしいので、月に1回は洗っていました。
シャンプーではなく、純せっけんを使いました。
熱めのお湯で髪を流す
熱めのお湯で髪を流すと、油がすこし落ちるので、油っぽさが軽減されるようです。
ですが、これはほとんど効果はないような気がします。
油っぽさは、ただのお湯で流しても、全然軽減されないような気がします。
脱シャンプーを実践した結果、悩んだことや感想
約5ヶ月くらいで、ニオイも油っぽさもおさまると聞いていたのですが、実際5ヶ月経ってみると、そこまで無くなりませんでした。
実践を始めたころに比べると、多少は良くなった気はしますが、想像していたよりはまだまだ脂っぽい感があります。
ニオイについて
実践を始めたばかりの頃は、髪の毛が油っぽくて、多少はニオイがします。
しかし、ただクサイというより、油のような独特なニオイです。
かなり頭に鼻を近づけてにおわない限り、大丈夫だと思いますが、満員電車で密着した状態とか、歩行中すぐ後ろを歩いている方には、ニオイがするかもしれません。
しかし、奥さんは、まったくニオイがしないと言っています。
奥さんは鼻が悪いからかもしれませんが、一緒にいても全然ニオイはしないそうです。
自分では、髪を乾かすときとか、座っていて立ち上がったときとかに、一瞬独特なニオイがして気になりました。
フケについて
毎日のシャンプーを止めると、フケが増えます。
ですが、正常な反応らしいです。
人間、フケがある程度は出るのが正常で、毎日シャンプーしてまったくフケがない状態は異常だそうです。
毎日のブラッシング時には、髪だけをブラッシングするようにし、頭皮はひっかかないようにします。
頭皮をかいてしまうと、どんどんフケが落ちてきます。
油っぽさと、多少のニオイは大丈夫かもしれませんが、目に見えるフケだけは、会社勤めの場合、厳しいかもしれませんね。
かゆみについて
フケが増えるとともに、頭も痒くなります。
頭をかくと、フケが爪の間に入ってしまい、それが結構不潔です。
1年続けてみて、自分にベストな方法を見つけました
1年間、脱シャンプーを実践してみて、頭の油っぽさやニオイやフケに対応するべく、ちょうど良いと思える方法を見つけました。
それは、3日に1回は純せっけんで頭を洗う方法です。
1週間、純石けんで頭を洗わないと、かなりベトベトし、フケが増え、かゆみも出ます。
ですが、3日ごとくらいに純石けんで洗っていると、ベトベトもそんななく、フケも痒みも大丈夫になります。
3日ごとの純せっけんをしていると、毎日の豚毛のブラッシングも必要ありません。
これが、今の私に合った脱シャンプーのベスト実践方法です。
今後は、この方法で数年試して、結果を見てみます。
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最後に
シャンプーをやめて、湯洗による生活をするには、かなり家族の理解が必要だと思いました。
また、会社勤めの人は、かなり気を使って実践しないと、不潔というレッテルを貼られる恐れもあります。
しかし、シャンプーをやめたことによって、生活がかなりシンプルになりました。
私にとっては、頭皮の健康や薄毛対策以上に、大きなメリットがあったと思います。
周りの人の理解や協力が多少必要かもしれませんが、一度試してみたらいかかでしょうか?