下町ロケットを見るとワクワクしてしまう
ドラマ「下町ロケット」が好きで、10月から始まったシーズン2である「下町ロケット ゴースト」も見ています。
「下町ロケット」がなぜ好きかというと、出演している阿部寛や安田顕が好きというのもあるのですが、やっぱりドラマの内容が好きなんです。
現代ではITとかAIとか、ソフトウェアばかりに目が行きがちですが、ものづくりという機械に対して情熱的に取り組んでいるところに、なんだか感動するんです。
これは昭和生まれの人間だからでしょうか?
「下町ロケット」はヒットしているので、平成生まれの子たちにも共感してもらっているんですよね?
目標をしっかりと定めていないと、思いもしない方向へ行く
以前の職業が、機械をいじる仕事だったのですが、学生時代から取り組んできた分野ではありませんでした。
もともとは芸術系の人間だったのですが、あれよあれよという間に、機械を触る仕事へ流されていってしまいました。
元々目指していた業種ではないので、しっかりとした知識がありません。
仕事なので、知識や技術がないとやっていけないので、勉強しようと思うのですが、ああいう機械系の書籍ってすごく高いんですよ。
個人で買うには難しくて、資料を買うのに躊躇している間に、どんどん時は流れていきます。
それまで運良く人間関係のみで仕事をこなしてきたけれど、30歳を超える頃には、もうこれ以上知識も技術もないことを隠せなくなり、転職を決意します。
まあ、周りは気づいていたと思うのですが、実際は自分で自分が許せなかったのです。
情熱のない仕事に大切な時間を使っていることに許せなくて
知識も技術もないのにお金をもらっていることと、情熱のないことに人生の貴重な時間を使ってしまっていることにです。
自分のやりたいことはこんなことじゃないって思うようになり、まったく違う業界に1から取り組むことになりました。
30歳前後で、多くの人が陥る現象ですよね。本当にやりたいことは、別にあるんじゃないか、って思うのは。
それで、まったく違う業界に入ることになり、だいぶ給料も下がってしまい、時は流れ今があります。
現在、お金も少なくて苦労していますが、あのときの判断は間違っていなかったと思いますね。
いくらお金があっても、人生の多くの時間を仕事に使うことになるので、情熱のないことに費やすのは、すごくもったいないと思います。
自分ができないことをやっているので惹かれちゃう
そこで「下町ロケット」です。
もともと機械を触っていた仕事をしていたのもありますが、あそこまで情熱的に仕事に打ち込めるのが羨ましく思い、それでドラマに惹かれてしまうんです。
まあ、ドラマなんで、実際は機械のきの字も知らない役者さんが演じているだけですが、演技が上手なのか、見ていると情が入りすぎて、毎回泣いてしまいます。
「下町ロケット」の職場にいる人たちは超一流で、あそこまでの人物になるまでに、相当な時間を、技術と知識を得るために費やしてきたに違いありません。と、ドラマですが考えてしまいます。
このドラマが多くの人に人気があるのは、実際の社会ではお金や世間体に縛られていて、自分の情熱や夢をないがしろにして、人生を送っている人が多いからかもしれませんね。
まあ、さすがにアラフォーになっても夢や目標を語っていて、収入が少ない状態は、世間からしたら完全にダメ人間だと思いますが。
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